症状例と治療経過 2人目

50代の女性さん

コメント

立ち仕事で中腰になることも多く、足のしびれが出ていました。
細かく検査をしていただき、親切に説明していただきました。私に合った施術をしていただき、しびれも楽になりました。
これからも通いますので、お願いいたします。

主訴

足に痺れが出ている。
全身疲労、お仕事で持ち上げる動作が多いため腰部と腕に痛みと痺れがある。

状態:

全身の筋肉が疲れている。特に臀部から大腿部に筋緊張があり坐骨神経が出ている。
腕は上腕三頭筋の使い過ぎによりトリガーポイントができている。
僧帽筋も張っている。

治療する箇所はたくさんあるけど、
本人が楽に生活できる部位から治療しよう。

治療1回目:

治療の組み立て:

  1. 全ての症状を治すのはムリなため、1回目は特に気になる下肢の痺れを治療する。
    うつ伏せで、腰方形筋、脊柱起立筋、小臀筋、中臀筋、大腿筋膜張筋をターゲットとし鍼をおこなう。
  2. 鍼で緩めた筋肉を手技で血流を良くする。お話を聞くと押すと痺れがでる筋肉があるため、そこを特にほぐす。
  3. 下肢の痺れが取れてきたので、腰部とハムストリングを揉みほぐす。仙腸関節も緩めて骨盤の歪みも矯正する。
  4. 仰向けで、大腿部前面と鼠径部を緩める。

治療後:
足の痺れが楽になった。

次回の対策:
足の痺れが楽になったので、次回は腕を中心に施術をおこなう。

治療2回目:



状態:
腕の施術をおこなう予定だったが、膝から下の浮腫がひどいとのことで、治療の組み立てを変更する。

  1. うつ伏せ、下腿部の特に脾経ライン「三陰交」の皮膚が冷たいため棒灸で熱を身体に入れる。下腿部全体に熱を入れる。
  2. 膝窩に血流の詰まりがあるためリンパマッサージと経絡マッサージを混ぜた手技をおこなう。
  3. 足関節も浮腫んでいるので腎経のラインを揉み流す。
  4. 腕の施術に移動。触診をしたが首や肩からの痺れではなく、上腕三頭筋の使い過ぎによる痺れのため、鍼で筋緊張を緩める。手技で血流を良くする。

施術後:
足の浮腫は楽になったが、まだ残る。

浮腫みが取れずらいな、
どうしましょう。。。

次回の対策:
全身の施術をおこなうが、腕の治療をメインとする。

治療3回目:

状態:
全身疲労。本日、腕の治療をメインにおこなう。

  1. 脊柱起立筋に鍼。肩甲骨から下の内臓のツボ「兪穴」に圧痛がある。
  2. 来院を肝臓、胃、腎臓が疲れていたため鍼を深刺&手技で血流を良くする。
  3. 腸腰筋が硬いため骨盤調整をしながら整える。
  4. 仰向けで、上腕三頭筋と上腕二頭筋に鍼をする。痛みと痺れが出るトリガーポイントがあったため、集中的に治療をする。
  5. 首も詰まっていたのでデコルテ内と胸鎖乳突筋に鍼をし、手技で頸部調整をおこなう。


施術後:
全身の疲労が楽になった。腕の痺れも軽減した。

次回の対策:
来院時には、常にお疲れなため、その時に対応する。

ホームケア:
定期的に来院をしてもらっています。自宅ではストレッチポールを毎日5分する事をオススメしています。

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