「なんか首の後ろの付け根が動かない」
「首が前後左右に動かない」
「背中が丸くなっている気がする」
「ストレートネックが戻らない」
「もう自分ではこの肩こりがどうにもならない」

それはもう、猫背の中でも酷い
「亀くび」の状態かもしれません!
鍼灸屋小久保にはガチガチ肩首こりでお悩みの方がたくさんいらっしゃるのですが、実は治療で「あること」をすると肩こり「亀くび」ぐっと楽になります。
今回は重度の肩こり「猫背&亀くび」で悩んでるあなたに、現役の鍼灸師「鍼灸屋小久保」がお話をさせていただきたいと思います。



私はお茶の水と秋葉原の中間にある神田明神で、鍼灸整体院を営んでいる鍼灸師です。
改めまして、自己紹介です。
肩首コリで来院される患者さんが当院では7割くらいいます。
重症な方が多く、こっているだけではなく自律神経の色々な症状が出ています。
そこで今回はガチガチの肩こり「猫背&ストレートネック&亀くび」について書いています。どうしようもない肩こり方に読んで頂きたく書いた記事です。
どうぞ宜しくお願い致します。



少しでもあなたの身体が楽になれば、鍼灸屋小久保は嬉しいです♪
「亀くび」ってなに?
「カメ首」とは、首を前傾させ続けることで首が短く埋もれて見える姿勢のことを指します。
猫背に加え首も前傾した状態です。頸椎の下部と胸椎の上部が固まって脊柱の前後左右の可動がとれません。





猫背だけではなく、頸椎と胸椎がほぼ動かないのが特徴です。



もう、このような状態になってしまったら自力で治すのは難しいです。



自分で確認する方法!!
首の一番下の骨が7番ですが、「丸くなってコブのようになっている」
その塊が自分で確認できたら怪しいです。亀くびかも!!



なぜ「亀くび」と呼ばれるの?
亀が甲羅から首を伸ばすように、 頭が前に出てしまう姿勢 になるため、「亀くび」と呼ばれているよ。
「亀くび」になる原因
- スマホやパソコンを長時間使用する → 前傾姿勢が続く
- 姿勢の悪い座り方 → 骨盤が後ろに倒れ、猫背になりやすい
- 筋力の低下 → 首・背中の筋肉が衰え、正しい姿勢を維持できない
- 枕が合っていない → 高すぎる枕は首を前に押し出す





なんか見たことある絵だな!?
「亀くび」の問題点
- 首・肩こり、頭痛の原因 になる
- フェイスラインが崩れ、二重あごになりやすい
- 呼吸が浅くなり、疲れやすくなる
- 猫背が悪化し、腰痛の原因にもなる





何が大変って肩こり治療してもとれなかったのよ



そこで「あること」だな!



「あること」とは頸椎7番の可動をよくして、脊柱に付着している筋肉と腱を緩めることです。



ずいぶん簡単だな!
改善する方法
以下の筋肉を緩めます。



頸椎7番に付着している筋肉は。
1:中斜角筋:第(1)2 〜 第 7 頸椎の横突起後結節
2:後斜角筋:第 4(5)〜第 6(7)頸椎の横突起後結節
3:頸長筋:第 5 〜 第 7 頸椎の椎体(垂直部起始)
4:僧帽筋:第 7 頸椎の棘突起
5:小菱形筋:第 6・7 頸椎の棘突起
6:胸腸肋筋:第 7 頸椎の横突起背面
7:頸最長筋:第(1)2 〜 第(5)6(7)頸椎の横突起後結節
8:頸棘間筋:第 2 〜 7 頸椎の棘突起
9:長肋骨挙筋:第 7 頸椎の横突起
10:短肋骨挙筋:第 7 頸椎の横突起



なに言ってんのか全然わからない!!
イライラしてきた。



そんな難しく考えなくて大丈夫だよ!
改善する方法 自力バージョン
正しい姿勢を意識する
1. 座り方
- 椅子に深く腰掛け、骨盤を立てる(坐骨で座る意識)。
- 背筋を軽く伸ばし、肩の力を抜く。
- 顎を軽く引き、頭のてっぺんが天井から糸で吊られているようなイメージを持つ。
- パソコン作業時は、モニターが目線の高さか少し下になるように調整する。
- 立ち方:
- 壁にかかと、お尻、肩甲骨、後頭部をつけて立つ練習をする。
- 重心がかかとに乗りすぎたり、つま先に乗りすぎたりしないように、足裏全体で立つ。
- お腹に軽く力を入れ、骨盤を立てる。
- スマホの使い方:
- スマホを目線の高さまで上げて使うように心がける。
- 長時間同じ姿勢で使い続けない。
2. ストレッチで筋肉をほぐす
硬くなった筋肉をほぐし、可動域を広げることが重要です。
- 首の後ろのストレッチ(顎引き運動):
- 背筋を伸ばして座るか立つ。
- 顎を引いて、首の後ろを伸ばす意識をする(二重あごを作るようなイメージ)。頭を下に傾けるのではなく、水平に後ろに引くのがポイント。
- ゆっくりと5秒キープし、元に戻す。これを数回繰り返す。
- 胸のストレッチ:
- 壁の横に立ち、片方の肘を90度に曲げて壁につける(手のひらか前腕を壁に)。
- 壁につけた腕と反対方向にゆっくり体をひねり、胸の筋肉が伸びるのを感じる。
- 呼吸を止めずに20~30秒キープ。反対側も同様に行う。
- 肩甲骨周りのストレッチ:
- 両手を前に伸ばし、手のひらを合わせる。
- 息を吐きながら、背中を丸めて肩甲骨の間を広げるように両手を遠くに伸ばす。
- 次に、息を吸いながら胸を開き、肘を後ろに引いて肩甲骨を寄せる。
- これをゆっくり繰り返す。
3. 筋力トレーニングで姿勢を支える
正しい姿勢を維持するためには、支える筋肉が必要です。
- 背筋のトレーニング(タオルギャザーなど):
- うつ伏せになり、両手を前に伸ばす。
- 息を吸いながら、胸と両手、両足を床から少し浮かせる(スーパーマンのようなポーズ)。
- 数秒キープしてゆっくり下ろす。
- または、椅子の背もたれなどを使い、タオルを両手で持って肩甲骨を寄せるように引っ張る運動も効果的です。
- 体幹トレーニング(プランクなど):
- うつ伏せになり、肘とつま先で体を支える。
- 頭からかかとまでが一直線になるように意識し、お腹とお尻に力を入れる。
- その姿勢を20~30秒キープする。
4. 日常生活での工夫
- 休憩: デスクワークやスマホ操作は、30分~1時間に1回は休憩し、立ち上がって軽く体を動かす。
- 寝具: 枕が高すぎると首に負担がかかります



施術だとどうやるの?



C7を緩めるんだけど、
詳しくは秘密。



こいつよ、、、
別のタイプの肩こり




お困りの症状は
「鍼灸屋 小久保拓郎」には肩こりの患者さんがたくさんいらしていますが、その他の症状の方もいらしています。



