肩こりからくる自律神経の乱れに鍼灸治療がおすすめ

「寝ても疲れが取れない」
「後頭部の付け根に詰まった感がある」
「目の奥がバチバチする」
「肩こりなんだけど、それだけではない気がする」


「なんとなく体の調子が悪いけど、どうしたらいいのかわからない」

なんか最近疲れがとれないな。

もしかしたら、それは肩こりからくる自律神経の乱れかもしれません。

鍼灸屋小久保には肩こりからくる自律神経の乱れでお悩みの方もたくさんいらっしゃるのですが、実は鍼灸治療で「あること」をするだけで体がぐっと楽になります。

今回は肩こりからくる自律神経の乱れに悩んでるあなたに、現役の鍼灸師「鍼灸屋小久保」がお話をさせていただきたいと思います。

私はお茶の水と秋葉原の中間にある神田明神で、鍼灸整体院を営んでいる鍼灸師です。

改めまして、自己紹介です。

記事の信頼性
  • 鍼灸師歴:20年
  • 臨床実績:2万人以上

世界を航海する豪華客船内のスパ・診療所の勤務経験も含め、約70カ国の患者さんを治療しています。

/ 初めまして \

肩首コリで来院される患者さんが当院では7割くらいいます。重症な方が多く、
こっているだけではなく自律神経の色々な症状が出ています。
そこで今回は確実な理由は分からないが、なんとなく最近体調が悪い方に読んで
頂きたく書いた記事です。どうぞ宜しくお願い致します。

こんな方に読んでほしい

寝ても疲れが取れない人
スマホ首の人
重度の肩コリで鎖骨がつかめない人
首の付け根が詰まった感じのある人
眼精疲労のある人

少しでもあなたの身体が楽になれば、鍼灸屋小久保は嬉しいです♪

  • 鍼灸とは、問題のある患部や経穴「ツボ」に鍼やお灸を用いて、刺激を与え、症状の治療や予防をめざす鍼灸治療。副作用がほぼなく人が本来持つ自然治癒力や免疫力を高めます。
  • 経穴「ツボ」とは、私たちの身体には361個のツボが存在すると言われています。ツボとは刺激をすると体に反応が出るところです、大きさは500円玉くらいで、人によって反応も違い、ツボの位置も違います。
  • お灸とは、もぐさを乾燥させたものや、炭化させたもぐさを固めたものなどがあります。鍼と同じく患部や経穴(ツボ)を刺激し熱を用いて血液循環を改善したり、免疫力をUPします。
目次

そもそもなぜ肩こりが起こるの? その原因は主に3つ!

まずはなぜ肩こりが起こるのか、その原因を理解しておきましょう。
肩こりの原因は私たちの生活習慣にあります。

原因1:デスクワークやパソコン作業

肩こりの原因は、「筋肉の緊張」と「血流の悪化」です。
長時間集中してパソコン作業を行うことで、同じ姿勢が続き肩まわりの筋肉が緊張して血流が悪くなってしまいます。

原因2:前かがみの姿勢や頭部が前傾するいわゆる「スマホ首」の姿勢

スマホを見ている時は、首や顔は下を向いていることが多く首の前弯がなくなってしまいます。

治療してると多いですね、ストレートネックの方

原因3:上記の作業や姿勢を休憩なしで長時間続けてしまうこと

肩こりが木の年輪のように何層にもなり硬くなってきます。
「筋肉の緊張」と「血流の悪化」が重なり負のスパイラルができあがります。

スマートフォンの普及によって、誰もがより肩こりになりやすい状況になっています。

現代病だよね!

なぜ肩こりで自律神経が乱れるの?

肩こり自体はとても身近な症状ですが、なぜ肩こりで自律神経までもが乱れてしまうのでしょうか?

その理由には自律神経の中枢である脳幹の場所が深く関係しています。

脳幹のすぐ下には首の骨がありますので、肩まわりの筋肉が硬くなるとその影響で首まわりの筋肉まで緊張状態になり、自律神経に作用してしまうのです。

肩と首の筋肉が血行不良になると自律神経のバランスが崩れ、身体の興奮状態(交感神経がONの状態)が続きます。

また、ストレスによって自律神経のバランスが崩れ、交感神経が優位な状態になることで、筋肉の緊張や血管の収縮から血流が悪化し、肩こりが発生するという逆のパターンも起こり得ます。

これは、2020年1月14日の国際医学ジャーナルである「ヨーロピアン・スパイン・ジャーナル」(英文)にも掲載されています。

難しく書いてありますが、自律神経の本体が脳みその真ん中にあります。
そのすぐ下にある脳と繋がっている背骨とその周辺の筋肉は、自律神経の影響を受けやすいということです。

インナーマッスルの凝りがより自律神経の乱れを引き起こす!

ただ、同じ肩こりの症状で悩んでいても自律神経の乱れまでは引き起こしていないというケースもあります。
それは同じ肩こりでも凝っている筋肉が違うからです。
実は自律神経の乱れをより引き起こしやすいのは、インナーマッスルの凝りなのです。

男性と女性とでは違いがあるのかな?

特に女性は鎖骨が狭いので首の血流が悪くなりやすいです!

インナーマッスルがこる!

主な肩首のインナーマッスルとしては、「胸鎖乳突筋、斜角筋、板状筋、多裂筋、肩甲挙筋、後頭下筋群」が挙げられます。

この中のどのインナーマッスルが凝っているのかによって、眼精疲労や首の詰まり、耳鳴りやめまいなど出てくる症状も異なってきます。

だから、表面の筋肉を柔らかくしても、すぐにもどっちゃうのか!

インナーマッスルの凝りにアプローチするなら「鍼」!

肩こりで自律神経の乱れが起こっているということは、肩や首のインナーマッスルが凝っているということでもあります。
肩こり解消のために肩を揉んだり、マッサージ機を使ったりしている方もいるかもしれませんが、それらでインナーマッスルまでアプローチするのは難しいでしょう。

インナーマッスルは文字通り、中にある筋肉になりますので、外からの刺激ではなかなか届きません。

「あること」とをするとは?

しかし、鍼であれば鍼の長さを調節することによって深部の筋肉にしっかりと刺激を与えることができるのです。
それにより血流が改善し、凝りが取れれば自律神経の乱れから来ていた症状も改善していきます。

この記事の冒頭でお話しした「あること」というのは、まさにこの鍼によるアプローチのことなのです。

鍼ならピンポイントで硬くなったインナーマッスルに刺せます!

インナーマッスルのコリが取れると自律神経の症状が改善します。

セルフケアも忘れずに

肩こりから自律神経の乱れが起こっている場合、先でお話ししましたように鍼によるアプローチで改善していくことは可能です。

ただ、理想としては自律神経の乱れが起こってしまわないように、もっと言うのであれば肩こりになってしまわないように日頃から予防することです。

そのためにも、以下のようなセルフケアをぜひ実践してみてください。

セルフケア3選!

デスクワークやパソコン作業時も含めて常に正しい姿勢を心がける

アイマスクなどで目を休める

長時間同じ作業や姿勢を取るときには必ず休憩を入れて、ストレッチをする

難しいことをしなくても予防できるんだ。

ここでお知らせ!
肩こりからくる自律神経の乱れに以外にも、
色々な症状の方を診ています。是非ご覧ください。

お困りの症状は

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